1:ニフルハイムへ向けて出発

体力ポイント

ティルト1:19/19

ティルト2:18

ティルト3:17

戦力ポイント

0

経験ポイント

4

金貨

26

武器と武器ポイント

剣1(1)

所持品

食料:1

魔法

火炎発生 解呪 縮小化 巨大化 透明化


早速手紙にも書いてあった迎えのワタリガラスに乗って出発しようとすると、足元から呼ぶ声がする。見ると、リンゴ事件のとき一緒だったヌーだった。どこへ行くのかと聞いてくるのでユリを探しに行くことを話すと、毛皮のコード代として金貨1枚を貸してくれればついて行くと言う。前回の冒険のときも助けてもらったので、今回も一緒に行くことにした。するとヌーは「ニフルハイムのフヴェルゲルミル川の中州には物知りの大山椒魚(おおさんしょううお)が住んでいる。ユリについて何か知っているかもしれない」ということを教えてくれた。(金貨:-1)

あらためてワタリガラスの背中に乗ってニフルハイムに向けて出発する。あっという間にニフルハイムの上空についた。さてどこに降りようか。ヌーに相談してみると「ハリー・ヴーもいるであろう、『エルセルドゥーム』がいいのではないか」と言う。そのとおりだと思い、ワタリガラスにエルセルドゥームの方へ向かってもらう。

エルセルドゥームの上空にさしかかると、突然、下からたくさんの石塊が飛んできた。そのうちの1個がワタリガラスに当たってしまい、ワタリガラスの背中から放り出されてしまった。幸いたいした怪我もなく起き上がると、ワタリガラスは東の空の方へ飛んでいってしまったところだった。

ふと向こうを見ると、殺気だったエルクの若者が3人、こちらを探している。きっとこのエルクたちが、石塊を投げつけてきたに違いない。隠れているのも手だったけれど、ちょっとこの仕打ちにはムッときていたので戦うことにした。こちらは弱い剣しか持っていないし、相手は3人ということでちょっと心配だったけれど、所詮エルクの体力は低い。多少怪我はしたが、相手はこちらの剣勢にたじたじとなって尻もちをついてしまった。

するとそこへ長い髭をはやした老人が町のほうからかけてきて、「ここはこのじじいに免じて許して欲しい。」と言ってきた。まぁ、ちょっと懲らしめてやればいいと思っていたから、剣を納めて話を聞くことにした。

老人はエルセルドゥームに住むエルクの長老で、タリエシンというものだと名乗った。このところ町は毎晩のように大烏に乗ったゴブリンの群れの襲撃を受けていて、町をあげて警戒していた。そこへワタリガラスに乗ったぼくが通りかかったものだから、若者たちが敵襲と勘違いして、投石器を撃ったらしい。爺さんは、「きょうはこの町に泊まっていって欲しい。」と言う。せっかくなので、申し出をうけることにした。

爺さんが案内してくれたのは、町の西のはずれの水車小屋だった。一緒に食事をしたあと、爺さんが「この国に何の用事できたのか」と聞いてきた。正直に魔法のユリを探している事情を説明する。

すると、爺さんはいろいろなことを教えてくれた。爺さんはハリー・ヴーの従兄弟と親しい友達なのだそうだ。ひとつはハリーの娘のエスメレーが行方不明になってしまった、ということ。ハリーとその従兄弟が探しに行ったがまだ戻ってこないそうだ。また、ゴブリンの住む地下迷宮の入り口はいまだに突き止められていない。ヤガー婆さんに聞けば、何か分かるかもしれない、ということ。ヤガー婆さんとはトリドの森の東の端に住んでいる魔法使いだそうだ。

別れ際に爺さんはドルイドの聖水を入れたガラスの小瓶をくれた。グールーに襲われたときに役にたつという。ぼくはお礼を言って、小屋を後にした。(経験P:+1)


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