26:4回目  「バーバ・ヤーガと鶏の足の上の小屋」

  戦い:0/5 和解:3/11 魔除け:0/10 弦の色の歌:和解
宝石 Jan. ガーネット Feb. 紫水晶 Mar. Apr. ダイヤモンド May. エメラルド Jun. 真珠
  Jul. ルビー Aug. 紅縞メノウ Sep. サファイヤ Oct. オパール Nov. トパーズ Dec. トルコ石
持ち物 金貨: 3 2 7 6 1 
ナイフ 象牙の指輪 黄燐マッチ ガラスの瓶(水) ガラスの剣 ペンダント 陶器の壷(水) 真鍮のロウソク立て 鍵 水筒

とうとうここまで来た!今度こそ最後まで行きたい。

着いた場所は霧の深い森の中だった。しばらく道なりに歩いていると分かれ道に出た。すると目の前の岩に梟が飛んできて、「バーバ・ヤーガの小屋に行くのか?」と聞いてきた。私は正直に「そうだ」と答える。すると梟は「霧の中から聞こえる歌声に向かって進めばいいことがある」と教えてくれた。そして、梟はどこかへ飛んでいってしまった。

私は分かれ道をまずは右の方へと進んだ。すると霧がどんどん深くなってきて、周りがほとんど見えなくなってしまった。その時どこからか美しい歌声が聞こえてきた。もしかしてこれがあの梟の言っていた歌声なのかもしれない。私は歌についていくことにした。

やがて森の中の空き地にたどり着いた。そこには壊れた琴を抱えた老婆がいた。「歌を失える楽師」にちがいない。老婆は私に一緒に焚き火にあたるように勧め、ガラス瓶に入った赤・白の液体を「飲むかい?」と言って差し出した。中身はどうやらお酒のようだ。私は白い方をいただくことにした。酒を飲むと体中に力が沸いてきた。同時に琴が一瞬だけ淡い光をはなった。(弦の色の歌=和解の旋律 +1)

その後老婆と話しをした。老婆は琴を使わずに歌を歌ってくれた。

キエフの大きな門をくぐって、
楽師はここを旅立つだろう。

十二の石が鍵穴に合い、
二つの針が重なったとき、
バーバ・ヤーガの扉が開く。

そして、十二点鐘が鳴り響き、
歩道が現れるのだ。

この歌はきっと最後の最後に役に立つに違いないと思った。老婆は次は私が歌う番だと言ってきた。私は自分の琴を使い歌を歌った。(和解の旋律 -1)それを聞き終わった老婆はお礼にと私に「キエフの門」のマークの入ったトパーズをくれた。私は彼女に礼を言って、さっきの三叉路へと戻った。(トパーズ入手)

今度は左の道を進む。すると目の前に大きな川が現れた。流れは速くてとても渡れそうにない。近くに看板がありそこには

渡し舟・金貨二枚

と書いてある。渡し舟の主人は狼男だ。金貨は1枚も持っていないので、金貨以外のもので川を渡してもらえないか頼んでみることにする。すると狼男は琴を弾いてくれれば、川を渡してくれると言う。私は魔除けの歌を弾いた。狼男はそれを聞いて喜んでくれた。そして、私を向こう岸まで渡してくれた。(魔除けの旋律 -1)

道に沿って歩き出そうとすると、狼男が「この先には三つの関門がある」と教えてくれた。彼にお礼を言って、歩き出す。しばらく行くと深い谷の手前に出た。これが狼男の言っていた関門のひとつらしい。谷には三つのつり橋がかかっている。一見どれも同じように見える。私は左の橋を渡ることにした。よくみると橋には「戻る橋」と書いてある。とにかく渡ってみると、いつの間にか最初の三叉路に戻ってきてしまった。かなりショックだ。

仕方なくもう一度狼男の渡し舟まで行き、和解の旋律を弾いて向こう岸まで渡してもらう。(和解の旋律 -1)そして谷では真ん中の橋を渡る。今度の橋には「凍る橋」と書いてあった。しばらく行くと足が重くなり、まったく先へと進めなくなってしまった。私は魔除けの旋律を弾いて、この状態から抜け出すことができた。(魔除けの旋律 -1)

谷の向こうは切り立ったがけになっていて、とても登れそうにない。しばらく辺りを調べてみると、三つ並んだ洞窟を見つけた。もしかしたらこの先に通じているものがあるかもしれない。私は左の洞窟の中へと入った。しばらく進むと突然天井が崩れてきて、中に閉じこめられてしまった。ここから脱出するためには戦いの旋律を使うしかない。戦いの旋律を弾くと、前方の土が崩れた。私は無事外に出ることができた。(戦いの旋律 -1)

洞窟を出てしばらく歩くと、大きな湖のほとりに出た。ここが最終的な目的地のようだ。湖の真ん中には小さな島があり、そこに奇妙な足を持つ時計台のような家がたっていた。あれが「鶏の足の上の小屋」、バーバ・ヤーガの家に違いない。しかし、あの島にはどうやって行けばいいのだろう。橋も船も見当たらない。とりあえず湖の周りを左回りに歩き出す。

しばらく歩くと、大きな白いトカゲを見つけた。少しでも島に渡る手がかりが欲しいので、和解の旋律を使ってこのトカゲと話しをしようと試みる。(和解の旋律 -1)すると、トカゲは「ここから左回りに進むと島に渡る橋がある。ただし橋は気まぐれなことをするので気をつけろ」と教えてくれた。私は湖の周りを更に左回りに進んだ。

するとトカゲの言ったとおり、島まで続く一本の木の橋を見つけた。橋は少し腐りかけているようだが、他に島に渡る方法がなさそうなので、このままこの橋を渡ることにする。

橋を渡りだして真ん中まできたあたりで、突然橋自体が消えてしまった!この橋は幻だったのだ!琴の魔法の力を使い、何とか島まで泳ぎきることに成功した。(戦い、魔除けの旋律 各-1)

ようやく小屋までたどり着いた。小屋の扉をに手をかけてみると、どうやら鍵はかかっていないようだ。とりあえずドアをノックしてみると、「入ってこい」と男の声がした。扉を開けて中に入ると何か仕掛けが動いたようで、小屋の大時計の針が動いた。見ると大時計の短い針は6時を指している。それを見た後、私は小屋の中へと入った。

中で待っていたのはさっきの分かれ道にいた梟だった。梟の話しではここにおいてある「バーバ・ヤーガの書」という本にこの世界から抜け出すための方法が書いてあるという。私はその本を手にとって読んでみた。

まずは、私が手に入れることのできたバーバ・ヤーガの宝石を、大時計の文字盤の数字のすぐ横にある穴にはめていく。1月の誕生石ならば、「1」の位置だ。持っていない宝石は3月の誕生石ブラッドストーンだけなので、ここだけは空いている。大時計の短針の位置(6時)より大きな数字のうち、宝石がはまっていない場所はないので負債点は「0」だ。次に手持ちの歌(残り3)の回数だけさいころを振る。さいころの合計は「5」、負債点以上だった。すると、時計の針が動き出し、十二時ちょうどを指した。そして、鐘が12階鳴り響き、私はキエフの大門の前に立っていた。


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