6:再びエルセルドゥームへ

体力ポイント

ティルト1:19/19

ティルト2:18

ティルト3:17

戦力ポイント

0

経験ポイント

7

金貨

10

武器と武器ポイント

剣1(1) 棍棒(4):4 剣(3) 

所持品

食料:1 小瓶(聖水) 精力剤 蚊まんじゅう ニンニク 黄色水晶

魔法

火炎発生 解呪 縮小化 巨大化 透明化


買い物もして装備も整ったことだし、先ほどはほとんど素通りだったエルセルドゥームを探索することにした。海猫亭を出て北に向かった後はひたすら西に歩いて、再びエルセルドゥームの町に入った。

町に入ると、まず飯屋があったので入ってみる。すると店の親父が、だまって小さなコップに入った液体を差し出した。ちょっと怪しい気もするが、ここは勧められるままに中身を飲んでみると、それはブランデーだった。すっかり体が温まった。ここでは食事をしたり、お弁当とブランデーの小瓶が購入できる。食料には余裕があるので、金貨5枚と少し値段は高いがブランデーの小瓶を買うことにする。ブランデーは瓶に5回分入っていて、飲み終わった後の瓶も入れ物として使えるそうだ。(金貨:-5)

飯屋を後にし町の中を西に進むと、今度はドルイドの教会があった。中に入ってみると、聖水の入ったかめと賽銭箱が置いてあった。せっかくきたので賽銭箱に金貨1枚を入れて武運を祈っていると、ドルイドの聖者マーリンが現われて、祝福をしてくれた。前回のリンゴの探索のときも、祝福のおかげである場所に行くことができたので、今回も何かあるのかもしれない。(金貨:-1)

教会を出てさらに道を進むと三叉路に出た。細いわき道を選んで日暮れ近くまで進んだところで、道が途切れてしまった。目の前には古いほこらがある。このまま歩きつづけるのは危険だと判断し、今夜はこのほこらで一休みすることにした。食事は節約のためとらないことにした。

しばらくして夜半過ぎになった頃、ほこらにふたり連れが入ってきた。ひとりは騎士のようないでたちのエルクの若者で、かなり重い怪我をしているようだ。その若者を連れの娘の方がしきりに介抱している。これはただごとではなさそうだ。娘の方に事情をきいてみる。

その話によると、この若者は娘の兄で、昨夜町を守るために戦ってグールーに重傷を負わされてしまった。このままでは兄はグールーに変わってしまう。この傷を治すためには、この先のグールーの聖堂にある緋色(ひいろ)絹布(けんぷ)が必要だ。聖堂はとても危険な場所にあるので人には頼めず、二人でなんとかここまで来たが兄が倒れてしまい、これ以上進むのは無理なようだ、とのこと。

人が困っている話を聞いて、放ってはおけない。彼女たちの代わりに聖堂に絹布をとりに行くことを申し出る。彼女は最初は「危険だから」とこちらの申し出を辞退したが、わたしの決心が固いことを知ると、「聖堂の中にある、とても大きな騎士の死体をおおっている緋色の布を、一切れ切り取ってきて欲しい。聖堂の中の敷地では、誰に会っても聞こえないふりをしなければならない。そうでないと命にかかわる。」と教えてくれた。

それでは、その聖堂へ向かって出発しよう。


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