体力ポイント
ティルト1:13/19 ティルト2:18 ティルト3:17 |
戦力ポイント
1 (クライン分+1) |
経験ポイント
5 |
金貨
4 |
武器と武器ポイント 剣1(1) 剣(3) (クライン分+1)(プルーグ分+4) |
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所持品
食料:1 小瓶(聖水) 精力剤 蚊まんじゅう ニンニク 黄色水晶 小瓶(ブランデー:5) 氷の玉 緋色の絹布 はしばみの鞭 |
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魔法
火炎発生 解呪 縮小化 巨大化 透明化 霧発生 |
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備考
攻撃ポイント プルーグ分+1 |
花の城を出て少し歩くと、三叉路へ出た。ここは、まだ行っていないロンリー山の麓へと続く北へと進む。どんどん行くと、森の中の空き地に建っている小さな一軒家に着いた。入り口の扉は閉まっているが、鍵はかかっていないようだ。家の中に入ってみると、暖炉がついて部屋は暖かいのに人の気配は無い。家を出て、もと来た道を引き返す。
さっきの三叉路まで戻ってきた。今度は西へと進み、アンヌーン城市へと入る。入ってすぐの道の北側の広場で何か興行をやっているようで、人だかりが出来ている。覗いてみると、真っ黒な毛並みのブーカが二丁の斧を使って芸を見せている。ひとしきり芸を見せ終わったところで、ブーカは斧を練習用の木の斧に持ち替え、懐から金塊を取り出した。ブーカが言うには、「自分と戦って勝つことが出来ればこの金塊を進呈するが、負けた場合は金貨一枚をもらう」とのことだった。何人かが挑戦したが、まったく歯がたたない。金貨を一枚渡して、このブーカと試合をしてみることにする。(金貨:-1)この戦闘では、黒いブーカが貸してくれた木の剣を使う。(木の剣の武器ポイント:戦力ポイント+1)
自慢するだけあって、この黒いブーカはかなり手ごわい相手だった。こちらもダメージを受けるが、追い詰めることが出来き、黒いブーカは「まいった」と叫んだ。賞品の金塊(金貨6枚分の価値)を受け取った後、黒いブーカは小声でこちらの旅の理由を聞いてきた。正直に魔法のユリを探して旅をしている事情を話してみる。するとブーカは話があるので、一緒に食事をしようと言ってきた。その言葉に従って、二人で街のはずれの居酒屋に入る。
黒いブーカは「迷宮への入り口はフヴェルゲルミル河の河口付近のクナイホープと呼ばれる砂州にあるようだ。ただ、この砂州は食肉植物オイデ草の群生地でもある。オイデ草はニンニクの香りを大変嫌う。ブーツにニンニクの汁をなすりつけておけば、草むらに踏み込んでも安全なはずだ。」と言って、私のブーツに調理場から取り寄せたニンニクの汁をなすりつけた。このブーカもユリを取り戻すために奔走しているひとりだったのだ。わたし達は互いの健闘を約して居酒屋を出た。
西の城門をくぐりさらに西へ行くと、三叉路へ出た。ここを川沿いをどんどん進むと、道端に小さな道しるべがあった。「クナイホープまであと一里」と刻まれている。道の東の森のほうからは聞き覚えのあるカラスの鳴き声がする。もしかしてと思い、東へ行ってみる。しばらく行くと、空き地に出た。すると、空き地の傍の木の上には、わたしが乗ってきたワタリガラスがとまっていた。口笛を吹いてカラスを呼ぶと、カラスはすぐにこちらへきた。ここはカラスに乗って移動したほうが早いだろうということで、カラスに乗って空き地から飛び立った。
まずは西へ西へと進路をとる。この世界の西の端まで行った後、次はは南へと進路をとる。このままだと海へ出てしまうので、今度は東へと進路をとる。アンヌーン西街道の上空まで来たとき、東からすごい速さで黒い三つの影が迫ってきた。それは三羽の大烏でそれぞれの背中には槍を持ったゴブリンが乗っている。大烏たちは、一斉に襲いかかってきた。こちらも剣をかまえて応戦する。数は多かったがそれぞれは弱かったので、あっさりと蹴散らすことができた。
街道に降りてみると、ゴブリンたちは崩れて白い灰になっていた。わたしの乗っていたワタリガラスはねぐらを求めて東へと飛び立っていった。この白い灰の中から一枚のドルイドの護符を見つけた。これは牙から味方を作りだすことができる魔法の呪文だった。襲われたことも、無駄ではなかったわけだ。護符を荷物にしまうと、その場を後にした。