体力ポイント
ティルト1:10/19 ティルト2:18 ティルト3:17 |
戦力ポイント
1 (クライン分+1) |
経験ポイント
5 |
金貨
3 金塊(6相当) |
武器と武器ポイント 剣1(1) 剣(3) (クライン分+1)(プルーグ分+4) |
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所持品
食料:1 小瓶(聖水) 精力剤 蚊まんじゅう ニンニク 黄色水晶 小瓶(ブランデー:5) 氷の玉 緋色の絹布 はしばみの鞭 |
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魔法
火炎発生 解呪 縮小化 巨大化 透明化 霧発生 召喚 |
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備考
攻撃ポイント プルーグ分+1 |
辺りを見ると、今いる場所は三叉路になっているようだ。ここは北に向かってのびている細い道を進むことにする。しばらく行くとヴェルシェ湖の岸辺に出た。湖には厚く氷が張っていて、このまま渡って行けそうだ。そちらの方にはまだ行ったことが無かったので、ここを渡ることにする。
凍った湖の上に降り立つと、そこでは1頭のカワウソが氷に穴をあけて釣りをしていた。面白そうなので、少しの間見物することにした。どうもカワウソはこちらが見ていることが気になるようだ。しきりにこちらを気にしている。そして、いっこうに釣れる様子が無い。するとカワウソは急に「ちょっと用を足しに行きたいので、代わりに釣り糸を持っていてくれないか」と言い出した。ちょっと気まずい雰囲気が流れていたところだったので、それを打開するためにもと思い、釣り糸を持っていてあげることにした。
カワウソが行ってしまってすぐに、釣り糸に大きな当たりがきた。力いっぱい引き上げようとするが、獲物の引きが強くて、全然上がってこない。必死になっているところへ、カワウソが帰ってきた。そしてこの様子を見ると「早く逃げろ!」と叫んで岸の方へと逃げ出した。わたしも慌てて岸へと駆けのぼる。どうも、わたしは湖の主の竜を釣り上げてしまったらしい。
二人が道へ這いあがったとたん、厚く凍った湖面を突き破って、真っ黒な翼の巨大な竜が現れた。竜は空高く舞い上がるとこちらぬ向けて、かっと口を開いた。このままではやられてしまう。かなりの手ごわい相手だが、覚悟を決めて戦うことにした。
まずは戦いを有利にするべく「霧発生」の呪文を唱える。(体力:-3)すぐにあたりに濃い霧がたちこめはじめたが、竜の火炎のひと吐きでそれは吹き飛ばされてしまった。この魔法は失敗だ。もう他の魔法を使う余裕は無い。剣(3)を手にとり、竜に切りかかる。そして味方の援護もあり、竜を倒すことができた。
すると、そこへカワウソがおそるおそるやってきて、「竜の腹の中には宝物があって、それを取り出さないと本当に退治することはできない。調べてみたら?」と言ってきた。そこで、ネバーランドでの冒険を思い出し、竜の口から腹の中に潜りこむ。しかし、途中狭くて通り抜けられない場所がある。そこですかさず「縮小」の呪文を唱える。無事に通り抜けることができ、朝日のように輝くひとふりの剣を見つけることができた。刀身には「カレードウルフ」という銘が読み取れる。この剣には持ち主の攻撃力を増し、負傷から守る力がある。(戦闘時、攻撃ポイント+1、相手のダメージポイントは無条件で1)
カワウソに別れを告げ、あらためて湖の上を通って北へ向かおうとすると、カワウソが湖から竜を追い払ってくれたお礼にと「干したナツメを」くれた。これは戦闘時以外に食べることができ、食べると体力ポイントを8増やすことができるものだ。もう一度、カワウソに別れを告げると、再び北に向かって歩き始めた。
しばらく歩くと湖の北の岸に着いた。あたりは一面の雪野原で、300メートルほど北に小高い丘があり、そこで何かがきらきらと光り続けているのが見える。そちらの方へ行ってみることにする。
丘の上に辿り着くと、そこにはきらきら輝くガラスの棺があった。棺の中にはポピーの花束に包まれて、見覚えのあるエルクの娘が眠っている。ハリー・ヴーの娘、エスメレーだ。早速、棺の蓋を開ける。しばらくすると、エスメレーは目を覚ましたが、まだ足元が少しふらつくようだ。そこで荷物の中にブランデーがあることを思い出し、エスメレーに飲ませた。(ブランデー:-1)すると、エスメレーの表情にもだいぶ生気が戻ってきた。もうこれで大丈夫。ここからはエスメレーと一緒に旅を続けることになった。(経験P:+4、結果繰り上がって戦闘P:+1、経験P:1)