体力ポイント
ティルト1:19/19 ティルト2:18 ティルト3:17 |
戦力ポイント
2 (クライン分+1) |
経験ポイント
2 |
金貨
3 金塊(6相当) |
武器と武器ポイント 剣1(1) 剣(3) (クライン分+1)(プルーグ分+4) カレードウルフ(3) |
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所持品
食料:1 小瓶(聖水) 精力剤 蚊まんじゅう ニンニク 黄色水晶 小瓶(ブランデー:4) 氷の玉 緋色の絹布 はしばみの鞭 干したナツメ 耳栓 青い卵 真鍮の板 |
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魔法
火炎発生 解呪 縮小化 巨大化 透明化 霧発生 召喚 狼変身 |
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備考
攻撃ポイント プルーグ分+1 狼に変身する場合に限って魔法の使用に伴う体力Pの消耗を1として計算 |
移動を続けて、エルセルドゥームの西の外れまでやってきた。この先のライデン山の麓に広がる「ウルフヘッドの森」が目的地だ。ここにはまだ行ったことがなかった。もしかしたら、新たな手がかりがあるかもしれない。
そこから北へと進み、ライデン山をどんどん登っていく。すると、ウルフヘッドの森に着かないまま、山頂に着いてしまった。そういえば、ここには空飛ぶベットに乗って来たことはあったが、徒歩で来たのは初めてだった。日はすでにかなり西に傾いている。急いで麓まで戻ることにする。
麓近くの森にさしかかったところで、とうとう日が暮れてしまった。道もわからなくなってしまった。すると、遠くのほうに青い明かりがちらついているのが見えたので、それを目指して歩くことにする。
森を抜けると、広々とした空き地に出た。空き地の中央には大きな銀杏の木があって、その梢に大きな青水晶が置かれている。これが青い光の正体のようだ。そして、この銀杏の枝にノームが縛られて、逆さに吊るされている。ノームになぜ縛られているのか聞いてみる。
ノームの答えたところによると、ここがウルフヘッドの森で、あの青い水晶は「オオカミの青い火」という魔法の水晶だ。この水晶をほんのひとかけら持っているだけで、吹雪の中も凍えずに済む。自分はそれを盗みにきて、見張りのオオカミに捕まってしまった。もうすぐ、オオカミたちに食われてしまうだろう。とのことだった。
ノームはわたしに早く逃げるように勧めてくれたが、わたしはノームを助けることにした。縛れている藤蔓を切って、地上に降ろしてやる。自由になったノームは、左右を見回して、息を飲んだ。
いつの間にか、あたりには千頭ものオオカミが集まってきていた。今夜が集会の夜だったようだ。これでは逃げることは不可能だ。戦うしかないのか。しかし、この数では勝ち目は無さそうだ。魔法で切り抜けられないだろうか、と考えたとき、もしかしたらと思い、「狼変身」の魔法を唱えた。(体力P:-1)
呪文を唱えると、わたしは巨大な灰色狼に返信した。それを見たノームは気絶してしまった。オオカミたちもその巨大さに驚いているようだ。わたしは気絶したノームを口にくわえると、北に向かって歩き出した。だいぶ歩いたとき、空き地のオオカミがいっせいに遠吠えをはじめた。狼に変身しているわたしには「帰って来い」といっているように聞こえる。気になるので、さきほどのオオカミのいた空き地に戻ることにする。
空き地に戻ると、群れの中の頭分らしいオオカミが、口にくわえていた握りこぶしほどの大きさの青く光る塊を、わたしの前に置いた。これは「青い火」のひとかけらであるらしい。わたしは青い火をくわえると、また北へと戻った。そして、翌朝元の姿に戻ると、ノームと分かれて山を降りた。(経験P:+2)
この「オオカミの青い火」を持っているかぎり、どんな吹雪や氷の中でも、もう凍えることはない。これで「迷宮とば口にある地底湖の主のヒドラの冷気で凍えない」も見つかった。あとはヤガー婆さんを探すだけだ。