7:「チュイルリーの庭」 その2

  戦い:3/9 和解:2/7 魔除け:2/5 弦の色の歌:戦い
宝石 Jan .ガーネット Feb. 紫水晶 Mar. エメラルド Apr. May. Jun.
  Jul. Aug. 紅縞メノウ Sep. サファイヤ Oct. Nov. Dec.
持ち物 金貨:0 象牙の指輪 黄燐マッチ ガラス瓶(水) ガラスの剣 ペンダント

上の階に上ると、そこは最上階のようで、木でできたドアが一つあるだけだ。ドアを調べてみると、鍵がかかっている。琴を使えば開けることができるかもしれない。そこでまずは魔除けの旋律を試してみる。(魔除けの旋律 -1)しかし、魔除けの旋律は効かなかった。この扉には魔法はかかっていないようだ。次に、強引にでも扉を開けてみようと思い、戦いの旋律を試してみる。(戦いの旋律 -1)これもまた効かない。旋律を無駄にしてしまったが、ここまできて引き下がるわけには行かない。最後に和解の旋律を試してみる。(和解の旋律 -1)すると、扉が開いた。わたしは中へと入った。

その部屋の壁には油絵(タブロー)がかけてある。そこにはあの侏儒と私自身の姿が描いてあった。絵に「キエフの門」の印は無いが、「ヴィクトル」という作者自身のサインが書いてあった。わたしはこの名前を知っている気がした。そして、このたびの終わりが、誰か大切な人との別れになることを予感した。わたしはこの部屋を出て、2階に降りた。

その後ボーっとしていたせいか1階まで降りてしまったので、もう一度2階へと戻る。まだ、2階でやらなければならないことがあるのだ。2階に着くと、さっきのゴーレムのところへ行く。手の中の宝石を取るためだ。宝石を取る前に、四方の神の名前を借りることにする。(和解の旋律、戦いの旋律、魔除けの旋律 -1)唱えるのは、1階で会った老人の歌により、北の神の名だ。石を取ったとたん動き出したゴーレムは、北の神の名を唱えるとぴたっと止まった。(紅縞メノウ(サードニクス)入手)わたしは部屋を出て、1階へと降り出口へと向かった。この美術館には「キエフの門」の印の入った絵はなかったようだ。

そのまま出口を通過しようとすると、切符売り場の男が声をかけてきた。「キエフの門」の印が入った絵を見せてくれるという。そのかわり、わたしの歌を聞かせて欲しいという。わたしは戦いの旋律と魔除けの旋律を使って歌った。(戦いの旋律、魔除けの旋律 -1)

男が出してきた絵は、山の上の牧場らしき場所を描いた風景画だった。前景にはたくさんの牛の群れ(ビドロ)が見えている。男が言うには、自分も昔はバーバヤーガの石を探す楽師だったのだそうだ。しかし途中で琴の弦が切れてしまい、旅は失敗してしまった。そうなったときは「絵の番人」になり、他の楽師の道を守る役目に着く。今、彼の役目は終わったのだ。わたしは絵の世界へと入っていった。


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