戦い:4/6 | 和解:5/9 | 魔除け:5/10 | 弦の色の歌:和解 | |||
宝石 | Jan. ガーネット | Feb. 紫水晶 | Mar. | Apr. | May. エメラルド | Jun. 真珠 |
Jul. ルビー | Aug. 紅縞メノウ | Sep. サファイア | Oct. オパール | Nov. | Dec. | |
持ち物 | 金貨: ナイフ |
ふと見ると、私の側に小さな木の道しるべがあった。道しるべには「キエフの門」のマークがあり、「町まで南の方角1キロ」と書いてある。町にはすぐに向かわず、まずは森の中を散策してみることにする。しばらく森の中を歩き回ってみると、地面に大きな人間の足跡を見つけた。この森の中には危険があるかもしれない。しかし、この足跡の主の正体も確かめたい。さらに森の中を歩き回ってみる。と、その時、頭の上の方で音がした。そちらを見ると、巨大な顔が見えた。この巨人が足跡の主に違いない。そいつは私につかみかかってきた。無闇に戦いたくはないので、相手に大声で話しかけてみる。
すると、巨人はこの森をあずかる樫の木の精だと名乗り、この森に人間が入ることを許さないという。わたしは正直に自分が旅の吟遊詩人だと名乗った。巨人は私がバーバ・ヤーガの石を探していることを聞くと、自分もそれをもっていると言い、胸に下げているペンダントを見せてくれた。そこには「キエフの門」の紋章入りのオパールがついていた。巨人は自分のために琴を2回弾いたら、宝石をくれるという。私は彼のために魔除けの歌を2回演奏した。(魔除けの旋律 -2)こうして、無事オパールを貰うことができた。(オパール入手)わたしは巨人と別れ、町へと向かった。
私は町へとやってきた。この町の中心である十字路に差しかかったとき、猛烈にお腹がすいてきた。とにかく何か食べないと、どうにかなってしまいそうだ。しかし、今は食べられるようなものを何も持っていない。周りを見る限り食べ物が調達できそうな場所は、酒場か市場だけのようだ。わたしは、市場へと向かった。市場に来てみると、赤いパンと白いパンが売っていた。どちらも金貨1枚の値段がつけられている。私は白いパンを買った。(金貨 -1)白いパンはなかなかおいしくて、すぐにお腹がいっぱいになった。わたしはあらためて市場を見て回ることにした。市場では実に様々な物が売られていた。私はその中でも「陶器の壷(金貨2枚)」を買った。(陶器の壷入手、金貨 -2)買い物も済んだので、私は町の中心の十字路へと行き、そこを北へと向かった。
北へと行くと先ほどの森に戻ってしまった。また十字路へと戻り、今度は東へと向かった。町の東のはずれには、大きな屋敷があった。入り口の札には「サミュエル・ゴールデンベルグ」と書いてある。入り口の扉には鍵がかかっている。様子を探ろうと、家の周りをまわってみる。家の後ろにまわると、裏口のあたりで一人の庭師が仕事をしているのにいきあたった。庭師に声をかけると、「タバコを持っていないか?」と私に聞いてきた。しかし、私はタバコを持っていない。それで庭師とは話が続かなくなってしまった。私は更に家の周りをまわってみる。すると、古い石の建物を見つけた。重そうな鉄の扉には厳重な鍵がかかっているようだ。私は鍵なんて持っていないから、扉を開けることはできない。私は家の人に会いたいと思い、屋敷の正面へと戻り、扉をノックした。しかし、返事がない。私は更に扉を叩いた。すると、家の中から野太い男の声がした。男はだいぶ気が立っているようだ。私は自分が吟遊詩人であると名乗った。しかし「そんなものに用はない!!」と、とりつくしまもない。私は屋敷を後にした。
十字路まで戻り、今度は道を西へと向かった。すると、小さな汚い家を見つけた。入り口の札には「シュミイレ」という名前が書いてある。扉には鍵がかかっていないが、中には誰もいないらしい。私は今度もまずは家の周りをまわってみることにした。すると家の裏手で井戸を見つけた。せっかくなので井戸の水をさっき市場で買った陶器の壷に汲んでいくことにした。(水入手)さらに、井戸の水をその場で飲んでみる。しかし、生水を飲んだせいでお腹が痛くなってしまった。仕方なく魔除けの旋律を使って解毒した。(魔除けの旋律 -1)これからは気をつけなければ。陶器の壷に汲んだ水は、暖まっているのでこの先飲んでも大丈夫そうだ。腹痛も治まったので、家の外でこの家の主が帰ってくるのを待つことにした。しばらくすると、町の方から痩せた貧相な男がやってきて、家に入っていった。私は声をかけたが、無視されてしまった。仕方がないので、いったんこの場を立ち去ることにした。
十字路まで戻った私は、今度は道を南へと向かった。そこには小さな宿屋があった。1階は食堂になっていて「カクテル金貨1枚」とある。私は店の中に入り、カクテルを注文した。(金貨 -1)そのままいすに座って耳をすませていると、隣のテーブルの客たちの噂話が聞こえてきた。それによると、サミュエルの蔵の鍵はシュミイレが持っているので、サミュエルは蔵を開けることができないらしい。更に何か聞けないかと、彼らの話に耳を傾ける。すると、サミュエルの蔵には宝物がたくさん入っているらしい。その中には絵や宝石もあるかもしれない。その時、彼らがもう店を出ようと席を立った。私は思いきって彼らに話しかけようとした。しかし、あわてたせいかそばの椅子に足を引っ掛けて、カクテルの入ったグラスを持ったまま転んでしまった。グラスの中身はお客の一人のズボンにかかってしまい、相手はその場で怒り出した。わたしはすぐに謝ると、相手は割合簡単に許してくれた。わたしはあらためて彼らにサミュエルとシュミイレのことについてたずねた。それによると、サミュエルとシュミイレは兄弟で、父親の遺産を分けるときにかなりもめた。結局、サミュエルの方が屋敷や蔵をとり、シュミイレにいったのは鍵が一つだけ。だが、屋敷の蔵を開けるにはシュミイレの持っている鍵が必要なので、サミュエルは蔵の中の宝物を出すことができない。ということらしい。私は彼らに礼をいい、彼らが店を出るのを見送った。そして、今度は宿の主人に話を聞いてみることにした。
宿の主人の話によると、このあたりには立ちの悪い追いはぎが出るから、野宿は危険だという。この宿に泊まるならば、宿代は金貨3枚だという。しかし、私の財布には金貨が2枚しか入っていない。仕方なく、宿を後にした。
宿を出てしばらくいくと、突然後ろから一人の男がぶつかってきた。追いはぎだ!私はあわてて持ち物を調べる。すると持っていた金貨をすべて奪われてしまったことが分かった。かなりのショックだったが、宝石や琴を盗られるよりはましだ。私は十字路で夜を明かした。(金貨 全消去)